2018/05/18 16:30
今回作ったのは古材パネルを天板にしたミニカウンター。リクレイムドのアトリエが入る古いビルには広い外廊下があり、以前からここで飲み食いしたいなーと思っていたわけです。わざわざ大きな机を出すほどじゃないけれど気軽に外を楽しみたい時、片手で運べる即席カウンターがあればいいよね、ということで作りました。
カスタムオーダーの什器や家具を製作しているとどうしても合板が余るので、それを利用して色んなサイズの古材パネルを作ります。大きさも形も様々な端材が倉庫にはゴロゴロ。
まずはパネル作り。今回使った古材はセール中の Reclaimed Lath Wood(リクレイムド ラス ウッド) 。
最初に斜め45度にカットした古材を沢山作っておきます。卓上丸ノコがあれば楽ですがなければ手ノコでも大丈夫。45度は正確にカットしましょう。土台となる合板のセンターにガイドとなる板を当てて、45度にカットした古材を貼ってきます。ガイドの板はフィニッシュネイルやクランプなどで動かないようにしっかり留めておきます。古材は速乾ボンドとフィニッシュネイルで留めました。なければ木工用ボンドだけでも十分です。
ガイドの板を外すとこんな感じ。残り半分も同様に貼っていきます。ヘリンボーンのあわさるところがずれるとカッコ悪いので、幅の合うものをしっかり選んで貼っていきましょう。
こんな感じに出来上がりました。
いつもお世話になっている鉄職人さんに おねだりして作って頂いた金具。急なお願いにも関わらず無駄のない流れるような作業。ほんとに職人さんってかっこいいです。おしゃべりしながらものの30分!
この2つをくっつけます。DIYだからと言って全部自分でやらなきゃいけないわという決まりはありません。プロの手を借りるとぐっと完成度が上がり、長く使えます。
お気に入りの場所にジャストサイズの家具を。それがDIYやカスタムメイドのいいところ。思い付きから突然始まるDIY。
前回、前々回とご紹介したDIYも古材パネルから広がるアイデアです。これが作れれば色んな物に応用できるというわけです。さて次は何をつくろうか。
今回使った材料は 【Reclaimed Lath Wood】